midoriだ。
22日は秋分の日だった。
この日は昼と夜の長さが同じになる。
西洋占星術では1年の起点を、
春分の日に定めているから、
22日はちょうど、その折り返し地点だった。
西洋占星術には過去、
農業用の暦の役割もあったので、
春、さまざまな命が芽吹く、
春分の日を1年の始まりとすると、
自然のサイクルとも、とてもよく合う。
ちなみに、世界中で使われている、
グレゴリオ暦の正月、1月1日は、
なぜこの日が起点になったのか、
いまいち理由がはっきりしてない。
そばにある大きな節目としては、
キリスト生誕祭12月25日があるが
……実はじーざす、
どうも、この日に生まれてないらしい(´・Д・)。
ローマ時代、キリスト教を広めようとしたヤツが、
当時、盛んだったミトラ教の「冬至」の大祭にのっかり、
勝手にじーざすの誕生日にしたのだそうだ。
冬至は1日の陽の長さがいちばん短くなる日。
力を失ったように見えた「太陽」が、
再び生まれ変わるとして、お祭りしたという。
キーンと寒い冬の最中、
一年の始まりを迎えるのも、いいものだ。
陽や温もりを乞う気持ちが、
自分の中の生命力を高めてくれる。
だが昼と夜の長さが等しくなり、
気候もちょうど過ごしやすくなる
「中庸」の「春分の日」「秋分に日」を起点に、
時間のサイクルを考えるのも、いい。
22日の「秋分の日」はここから、
太陽の力が確実に衰えていく、
まさに1年の折り返し地点だ。
この半年どう生きてきて、ここからどうするか。
それを考えるのに、
うってつけの時期だろう。
ちなみに西洋占星術では、
秋分点は後半半年を占う重要なポイントだ。
天秤座に木星の入った9月10日からは、
何度も人との交際を広げるといい、と書いてきたが、
23日からのこの半年は、家に人を呼び入れると、
同時に幸運も入ってくる。
その時は、あまりがんばらずに、
気楽な自然体がいいだろう。
あとは、一人の時間を大切にするといい。
人との交際を広げるといいといったが、
それは相手を鏡にして、自分を知るためだ。
だから、人と会う時は同じぐらい、
自分ひとりで「考える時間」も必要となる。
そこで発見する「思いがけない自分」が、
今年の秋から来年の春にかけて、
仕事や公の場での運気を、
大きく好転させてくれるだろう。
「思いがけない自分」に、
変わる勇気があれば、だがなψ(`∇´)ψ。
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